アロエチックきみどり

インドア派の二児の主婦(肝っ玉小せぇ母ちゃん)が送る素朴かつ突飛な日常。 ジャンプを毎週見ている読書家としても有名...か?育児・テレビ・音楽・食・読書(やっぱマンガ中心か、せいぜい絵本...)などなど、広く浅く、その時の気分次第で網羅っっ!!

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ナースの落ちごと ⑰ムカデから...あおさ? 

高校卒業後、

私が看護専門学校に通っていたのは周知の事実であろう。
(なんか上から...)

18・9の...いたいけな少女でありつつも、

大人の階段、ノボル・・・そんな曖昧な時期だ。


私は、女子寮に入っていた。

同年代から、上は30代前後の生徒がいた。

仲良くなった同年代のAちゃんは、九州は島国育ちの

血気盛んな子だった。

そのAちゃんと、お風呂に入っていた時の話だ。

A:「ムカデがおる!」

私:「えぇっ!?」

瞬間、

Aちゃんが鬼の形相で、風呂椅子を手に持ち、

ガコンガコンと、ムカデに打ちつけ始めた!

A:「ムカデは、動くけん注意せな!

   で、動かなくなったら、火であぶるとよ!

    ツガイでおるけん、見せしめのために燃やすとよ!」

Aちゃんは、早口で喋りつつも、ムカデを叩く手をゆるめない。

しかしながら、

寮内は、基本、火気厳禁であるからして...

昇天したムカデを火あぶりの刑に処すことはしなかったが...。


その後、

何事もなかったかのように入浴再開。

湯船の中で、マッタリ。

A:「Kちゃんのヘア~はよかねー」
(Kちゃんの毛は、スゴイね☆の意味)

私:「そお?」

と、言いつつ、腰を浮かせて水面近くまでもっていき

ヘア~をユラユラーっと。

A:「すごかー!」
(スゴイの最上級?の意味)

調子に乗って、ユラユラを続ける私。

A:「あおさのよーじゃ!」
(そのソバージュ、あおさ海苔に匹敵するくらいグレイト!の意味)


それ以来、

Aちゃんと入浴すると

必ず、あおさ関連の話で盛り上がったのであった。





グッバイ・青春!

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ナースの落ちごと ⑯新人歓迎会

白い巨塔病院を1年で自主?退社し、

ハタチそこそこの小娘は、途方にくれた。

「もーナースなんか辞めちゃえっ!」

そう思ってはみても、何のとりえもないわけで、

ひとまずナースバンクに登録だけして、

自分の希望に見合った病院から連絡があるのを待った。

そして、

すぐに連絡をくれ、私を拾ってくれたのが、

そう、ヤクザ893病院だった。

まぁ、患者さんは、筋金入りの...柄入りだったり、

舎弟っぽい方々も、来院されたりで、アレだったけれど...

自由にノビノビと仕事ができて快適だった。

特に、主任さん!

背が高くって、姉御っぽい人で、メンドー見のよい方だった。

基本的なことでも、親切に指導してくださった。

その主任さんが、来月からは病棟を移動になると聞き、ショックを受けた。

私は、

白い巨塔病院時代に、

婦長・主任クラスの人に対する嫌悪感を植え付けられていた。

しかし、ここはどうだろう。

婦長とは、タメ口で会話し、主任とは互角に意見を交換するスタッフ。

前の職場とのギャップには、

イイ意味で驚きの連続だった。


4月も中旬に入り、新人歓迎会が催された。

酒は強い!

自負していた私は、日本酒・ビール・焼酎。

注がれるだけ飲んだ。

そう、いわゆるチャンポンだ。

そして...

洗礼を受けた。

人生初の...トイレでの...ゲ○。
(食事中の方には、スンマセン!)

しかも、飲まれに飲まれた暴言の数々。

「主任さぁーーーーん!行っちゃやだぁーーーーッ」

そう叫びつつ、先輩方や、

次の主任となられる上司に背中をさすってもらいつつ...

ゲ○!

時期主任がボソリ言った

「私だって、主任になんか...なりたくないわよ...」

その言葉が、耳から離れなかった。

ナースの落ちごと ⑮モンスターペーシェント?

それは、

二回目の就職先の病院での話だ。

ヤクザ病院とカッテに命名し、珍客の多い病院であった。

その日私は、

年齢50代後半。色黒の巨体の男性を受け持った。

名は、フグさん(仮名)。

心臓病で入ってきたフグさんは、

すぐに点滴を開始することとなった。安静も必要だ。

しかし、

点滴開始直後から、病棟内をウロウロ。

フグさんは、この病院の常連で、顔見知りも多い。

そこで、

上下階を行き来し、おしゃべりに花を咲かせたいのだ。

しかし、

移動するたびに、腕を動かしたりする為、

血管や針の位置が微妙にズレ、点滴が落ちなくなる。

そのたんびに、

「かんごふさ~ん」、と呼び出され、

点滴を刺しなおすか、

安静を促し、滴下を調整しなおしたりしていた。

何度もコールする割には、

治療に必要である安静が守れず、手を焼いた。

とうとう主治医にお願いして、

安静の必要性を再度説明してもらった。

これでヨシっ!

そう思った矢先、

点滴のスタンドを勢いよく押しながら喫煙所へ入っていくフグさんを目撃。

ブチーーーーッ
(何かがキレた)

ツカツカツカツカっ!

私は、フグさんの前に立った。

私:「さっき先生に、安静にって言われませんでした?」

フ:「...ココは、先生はイイのに、看護婦がなってない」

再ブチっ

私:「私達は患者を選べませんが、フグさんは選べるんですよ?

他にも病院はいくらでもありますよね」

フグさんは無言のまま喫煙所を後にした。

22・3の小娘に言われた言葉が、癪に障ったのだろうか。

ナースステーションに院長先生が来ていた。

面談用の個室に案内され行ってみると、

そこにはフグさん、院長、婦長が着席している。

私は、さっきの暴言のせいで...呼び出しを食らったのダ。

院長は、先に、

ナースの指導不足といった内容で謝罪でもしていたのだろう。
(その場面にはいなかったので、分からない)

婦長は、すまなそうな顔で私を見ている。

フグさんが、言葉を発した。

フ:「私も大人気なくってスマンかったね」

私:「あ、いえ、こちらこそ」
(明らかに棒読み)

スッと、フグさんが手を差し出した。

握手を求めてきた。

私:「あ、いえ、そんなんじゃないんで結構ですから」

頑なに握手を拒んだ。

緊張で汗ばんだ手を、差し出す勇気が無かった。


それから数ヶ月たち、

フグさんは再入院してきた。

受け持ちは...

モチロン、私、ではなかった...。
(あえてハズしてもらった)





コッワー!

こんなナース!「天使なんかじゃないっ」

今思い返すと...若かったな、としか言えません。

子供がいる今、受診する機会が増え...

とてもじゃあナイですが、強気に発言なんてできなくなってますし。
(ほんと、弱者の立場に立たないと分からないコトですね...)

モンスターペーシェント・・・

言いたくはないですが、言われたくもないものデスねぇ。

ナースの落ちごと ⑭小児科実習 

小児科には、プレイルームという

そのまんま『遊びの部屋』、というのが設けてある。

子供には、遊びたいという欲求があり、

入院中であっても、その欲求は存在するわけで。

私達、実習生は、プレイルームで、入院中の患児を対象に

紙芝居して見せたり、一緒に遊んだりした。

プレイルームこそが、自分の受け持ち以外の患児と接する場であった。

幼児~学童期の子供たちは、

一見するとあまりにも元気で、とても入院中とは思えなかった。

とりわけ私は、小学校中~高学年の男子に好かれた。

たぶん、レベルが同じだったからだ...。

小5のカワ君とイク君とテヨ君の三人は、完璧に私に懐いていた。

チョッカイを出したり出されたり。

私と、もう一人、仲の良かった実習生は、

小学生3人組とユニットを結成した。

その名も、『スゥメィプゥ』

有名なアイドルグループ、SM○Pの韓国バージョンという設定で。

そして誰に見せるでもなく、変な振り付けを考えたりして、ふざけ合っていた。

誰が言い出したか定かではないが、

病院の消灯後に、懐中電灯で合図するから、

反応を返せ、という話になった。

寮も病院も消灯は21時。

それを合図に、私達はベランダから懐中電灯を振った。

小児科の窓からも小さな明かりが点灯しているのが見えた。

なんだか秘密のヤリトリをしているよーで楽しかった。

仲良くなったと思っていると、実習は終わりを迎えた。

しかし、実習自体は同じ病院だったので、

実習の終わりや合間に、カワ君たちのの顔を見に行っていた。

しかし、

時間が経つにつれ、ドンドン足が遠のいて行った。

実習が進むにつれ、レポートの量も増える。

それだけではなく、

看護学生からしてみれば、実習が終わればオフのスイッチが入るわけで...。

残酷ではあるが、

別れと出会いを繰り返し、

それを淡々と受け止める、それしかない。





ドモ!

祝日の朝からコンニチハ。

ストック(下書き)のネタを発掘してきました。

子供の世話で、内容、吟味できぬまま...UPしまっす!

ナースの落ちごと ⑬無口な男、ヤマちゃん

そしてまた、居酒屋でのバイトの話だ。

エレカシ似のヤマちゃんとは、会話した記憶がない。

たまに業務連絡のような声かけをしても、

うなづく程度で、返事はなかった。

しかし、店のオバチャンとは打ち解けていた様子を見ると、

無口ではあるが、人見知りするタイプといったトコロか。


週末のみのバイトは、23時頃までに終わる。

寮には門限があり、21時と決まっていた。

しかし、週末ともなると、暗黙の了解で許されていた。

施錠すべき裏口を開けておくのだ。

しかも、敷地内には実習病院が隣接。

実習先で顔見知りとなったナースだっている。

そのナース達に、いかにバレないように、寮に入るかが肝だった。

ナースの勤務交代の時間を把握し、

夜勤と準夜勤の引継ぎの時間帯を狙って、

寮の前の道を猛ダッシュ(猛烈サイクリング)!

こんな時ほど、自分が忍者だったらいいのにな、と

思う事はなかった。


居酒屋から寮までは、チャリで必死でこいで、20分。

23時ともなると真っ暗だし、田舎なので外灯も少ない。

正直、心細かった。

背後から、チャリの音が聞こえる。

ずっと尾けられている、そんな感じがした。

フト、振り返ると、ヤマちゃんだった。

居酒屋の大将に「一緒に帰ってやれ」、と言われたようだ。

いくらなんでも、後ろから黙ってついて来られる方が怖いわ!

と、突っ込むほどの仲でもなく、

バイトの後は、ヤマちゃんの、黙って送迎が続いた。

ヤマちゃんの行動よりも、大将の心意気に惚れそうになった

19の夜であった。






ヤマちゃん...アナタ...無口すぎるにもほどが...

アリマシタ...。

大将、顔は忘れましたが...

今でも、大好きです...!
(て、ナニ告白してんでしょ)

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